記念講演会
平成21年7月6日 福岡ひびき信用金庫で 総会と記念講演を開催しました
講師:網岡健司様
新日本製鉄(株)八幡製作所 総務部 開発企画グループ(部長)
演題:「東田地区を取り巻く最近の動向について」=環境モデル都市と近代化産業遺産=
講演内容:
世界遺産は878件のうち、日本には14件(文化遺産11件、自然遺産3件)があります。
現在、6県11市が合同で提案し「九州・山口の産業遺産群」として登録しようと活動しており、9月には暫定一覧表に登録されました。なお、八幡製鐵所の産業遺産は工場内にあるため一般公開に難しさがあり地域の皆さんの力も必要になります。
また、環境モデル都市では、八幡東区グリーンビレッジとして、東田天然ガス・コジュネ事業・環境共生住宅、水素タウン、グリーンITなどが進んでいます
講演の最初と最後に“八幡が変われば、日本が変わる。八幡が変われば、世界が変わる”と強調されていました。
地域交流会
第一回:平成21年6月26日 場所:高見地区(ほあし) 参加者:19名(地域11名)
第二回:平成21年9月15日 場所:枝光地区(かわしまや) 参加者:24名(地域14名)
第三回:平成21年11月16日 場所:八幡駅前地区(カフェイッチ) 参加者:20名(地域12名)
〔目的〕
地域で活発に活動されている人や団体は多くありますが、それぞれの団体間の情報交換や交流はありません。
またそれぞれの団体の思いを聞く機会も少なく、活動する上で問題点なども多く聞かれますが、それを意見交換する場もないのが現状です。そこで、八幡夢みらい協議会がコーディネイト役となり、各団体の交流を図り、意見交換するだけではなく、八幡夢みらい協議会への活動にも参画してもらいいろいろな意見を事業展開にも活かしていきたいと思っております。
今年度より新しく実施した地域交流会ですが、第1回は高見地区で開催し、参加者は30~40歳代の方が中心でした。初会合なので、参加者の自己紹介から始まり、所属団体の活動や問題点を発表しました。時間が経つにつれて少しずつお互いの意見交換もできました。交流会としては、有意義な第一歩を踏み出したと思っています。
第2回は枝光地区で開催しましたが“八幡夢みらい協議会”の会員が各団体のコーディネイト役になるように席を配置しました枝光地区の“のこされ劇場”から3名の劇団員の参加があり、新しい視点からのまちづくりは大変面白く興味が起こりました。
第3回は、八幡駅前で開催しました参加者もお互いに顔見知りとなり意見交換も進んできたので次回からは“八幡夢みらい協議会”の諸活動への参加を要請もお願いしていきたいと思っています。
今後はもっと各団体の情報交換を活発に行い、お互いの活動を充分に理解して、八幡東区の諸活動に積極的に参加参画してもらい、まちづくりの中核メンバーとして活動してもらえるように、人づくりも行なっていきたいと思っております。
八幡夢みらい協議会で近代化産業遺産を視察
平成21年5月29日
高田会長と幹事を中心に、2007年の秋に経済産業省の近代化遺産に指定された各種施設の視察を実施しました。
当地の発展に寄与してきた歴史的遺産を再確認することに加え、将来の観光資源化の可能性を見極めることが今回の視察の目的でした
当日は天候にも恵まれ、八幡東区役所に集合し、大谷会館~東田第一高炉史跡~八幡製鐵所構内の旧本事務所及び尾倉修繕工場~松ヶ島周辺~高見俱楽部~河内貯水池の行程で各施設を見学しました。
八幡製鐵所の広報担当者に随行していただき、各施設建造の歴史的経緯などの説明を受けながら、大変有意義な1日を過ごすことができました。
新日鐵関連の一部の施設を除くと、普段訪れることのある場所ですが、改めてその歴史的背景などを聞くと、より身近に感じられたのは私だけではないと思います。
尚昨年の12月に近代化遺産に指定された雪のうち八幡製鐵所構内の旧本事務所などが、ユニセフの世界遺産候補にノミネートされました。
当会としては今後も会員の皆様内容にこのような情報を提供していく予定です 。
第2回「八幡の夢・未来に乾杯!」交流会
開催日:平成22年2月18日
会場:スペースワールド内レストラン「アバジュール」
東田第一高炉史跡広場で行った第1回に続き、第2回「八幡の夢・未来に乾杯!」交流会は、平成22年2月18日八幡東区の企業を中心に市民、行政、まちづくり団体など60の企業や団体、210名が集まり、スペースワールドで開催しました。
当日は北九州市主催の「スペースフレンドシップ宣言15周年事業」とタイアップして開催したため、これからの航空宇宙ミッションフォーラムで講演をして頂いた、鹿児島県南種子町の名越町長他2名も参加され、開催前にはフォーラムでのビデオも上映しました。
八幡東区の東田、前田地区に進出してきた企業7社の紹介を壇上にて行い、北橋市長の乾杯で交流タイムが始まりました。
立食パーティ形式の交流タイムでは、各テーブルで名刺交換や話がはずみ、閉会まで帰られる人もほとんどなく、団体や企業の壇上での自己 PR も多く最後まで賑わいました。
東田地区企業との交流や企業間、団体などの交流も多少できたのではないかと思っています。
しかし、地域間や異業種間での交流をさらに深め次に繋げていくためにも今後の交流会のあり方を見直していきたいと思っております。